毎度おなじみリクナビNEXTジャーナルで連載中の写真家・西澤 丞さんのインタビュー第4回が公開されました。
実はこの回が個人的に一番みなさんに伝えたかったことというか、この回に西澤さんの写真家としての凄みが凝縮されていると思うのです。いや、次回にもだいぶ凄み、ありますけどね(笑)。
今回の胸熱ポイントはこちらになります。
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──西澤さんにとって写真とは?
ひと言でいえば、僕が人々に伝えたいことを伝える手段であり、人生そのものです。というのはね、今は誰でもそこそこいい写真が撮れる。だから技術的にどうこうじゃなくて、一番大事なのは、撮影者が社会とどう関わっているかということだと思うんですよ。
なぜなら、写真家が考えていることや生き様がそのまんま写真に出るから。つまり、写真は自分の鏡なんですよ。自分がつまらない考え方、つまらない行動、つまらない生き方をしていれば、つまらない写真しか撮れない。だから恐いんだよ、写真って。写真を見れば撮影した人がどの程度の人間かわかっちゃう。だからこの道で生きていきたいならば、写真に人生を懸けなければならない。そうじゃないといい写真は撮れない。
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その人がやった仕事に(その人の)すべてが出る──これは写真だけではなく、すべての仕事に通じると思います。西澤さんのお話を聞き、改めて襟を正す思いでした。
今回も例によって長いですがお時間のある時にお読みいただけたらうれしいです。後悔はさせません! よろしくお願いします。
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