久々に構成を担当した『【決定版】フリーランスビジネス大全 ゼロから月収100万円を達成する完全攻略ロードマップ』(大坪拓摩/KADOKAWA)が絶賛発売中であります。今回の本は、これからフリーランスに...
「なるにはBOOKS」の『警察官になるには』ができました。単著で9冊目、通算21冊目となりますが、やっぱりこうやって紙の本として完成したブツを手に取った瞬間のうれしさは一冊目と何ら色褪せません。やっぱ...
ここのところバタバタしてもろもろ遅れておりますが。毎度おなじみリクルート発行の、高校の進路指導の先生向けの教育情報誌『キャリアガイダンス』の超絶弩級の人気連載企画「希望の道標」。喉の奥に刺さった小骨が...
また一冊、無事に産み出すことができました。この本で20冊目(ゴースト含む)。こうやって無事産まれて形になって手に取った瞬間、これまでの苦労なんか一瞬で吹き飛びます。これは何度やっても変わらない。やっぱ...
毎度おなじみ高校の進路指導の先生向けの教育情報誌『キャリアガイダンス』の超絶弩級の人気連載企画「希望の道標」。今号では、滋賀県日野町で、ビールによる町おこしに尽力しているヒノブルーイング代表の田中宏明...
業界の常識を覆し、自分の信念を曲げることなく逆境から這い上がってきた者たち。「どんな苦難も、自らの力に変えることができる」。彼らの強烈な仕事ぶりが、そのことを教えてくれる。突破口を見つけたい、全ての仕事人必読。
私にとって世の中で一番おもしろいと思えるもの、
それは「人」です。
おもしろい人、すごい人の話を聞いて文字で伝えること、
つまりインタビューが何よりも好きです。
私にとってインタビューとは聞き手と語り手の共同作業であり、真剣勝負であり、
ライブセッションのようなものだと思っています。
そして、インタビューとは魂の鉱脈探しでもあります。
インタビュー中、全身にぶわっと鳥肌が立つことがよくあります。
それは「今の仕事を志した瞬間」の話だったり、
「人生の岐路」だったり、
「もうダメかもしれないと思うほどの絶望のどん底」だったり、
「そこからの復活劇」だったり、
「今の自分を突き動かしている原動力」だったり
「その人にとって仕事とは何か?」だったり、
「なんのため、誰のために働くのか?」だったり、
「今後、目指すもの」だったり、いろいろですが、
そんなとき、まるで鉱脈を掘り当てたような喜びと興奮を覚えます。
この、語り手の魂に触れた瞬間がたまらなく好きなのです。
ただ、一方で、インタビューとは基本的に失礼な行為であり、
人を傷つける危険性をはらんでいることも
常に肝に銘じておかなければならないと思っています。
しかし、それでも私はインタビューが好きです。
この仕事を志した原点になった言葉があります。
「出版という仕事のやりがいは形のない人の精神というものを
活字や本という形にして世に出せることだ」
学生の頃に読んだ、ある著名な出版人の著作の中に書かれてあった一文です。
インタビューとはまさに形のない人の精神というものを
活字や本という形にして世に出せる仕事です。
こんなにやりがいのある仕事はほかにないと思っています。
中でも仕事の話を聞くのが一番好きです。
働くことは生きること───。
以前インタビューさせていただいた船医の言葉。
今では私の座右の銘のひとつになっています
語り手には、「今回のインタビューで新たな発見があった」と
言われるようなインタビューを。
聞き手・書き手としては、
人の魂の在りようまで描けるインタビュー、
読んだ人の魂を震わせるようなインタビュー、
そして読んだ人を行動に駆り立てるようなインタビューを
創っていきたいと思っています。
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