今回のオカムラさんが運営するWEBマガジン「WAVE+」では中村吉基牧師にインタビューさせていただきました。
昨年、同性パートナーシップ制度が東京・世田谷区などでスタートしたこともあり、LGBTや性的マイノリティという言葉が注目を集めている昨今ですが、中村さんはこうなるずっと以前からゲイであることを公表し、新宿2丁目の近くに教会を設立、性的マイノリティの人たちに寄り添ってきた人です。
働き方も独特で、平日は編集・ライターの仕事をしているという二足のわらじ生活。同業者ということで親近感も手伝い、話が弾みました。
そんな中村牧師の人生は激動そのもの。これまでの道程、自らもゲイとしてどのような思いを抱えて生きてきたのか、どのような思いで教会を運営しているのか、その独自の人生観、仕事観、働き方などについて語っていただきました。
インタビュー時間、実に4時間。
中村牧師に甚大なご協力を賜ったこともあり、今回、作り手としてかなりの大作感が。
前後編合わせてかなりのロングインタビューになっておりますが、今回特に1人でも多くの方に読んでいただきとうございます。よろしくお願いします。
●プロフィール
中村吉基(なかむら よしき)
1968年石川県生まれ。日本キリスト教団新宿コミュニティー教会牧師
い頃から教会に通い、高校1年生の時に洗礼を受ける。大阪芸術大学卒業後、郷里の金沢に戻り、高校教師に。上京後は農業系の新聞社で整理記者、キリスト教系の出版社で編集者として勤務。同時にキリスト教系の中学や高校で聖書を教える宗教科の教員免許を取得するために上智大学で聴講し、教員免許を取得。1995年、観光で訪れたニューヨークでエイズ患者が教会から排除されている事実を知り、エイズ患者やLGBTに開かれた教会を設立することを決意。2000年、牧師になるために神学校に入学、2004年、神学校を卒業し、牧師になると同時に日本キリスト教団新宿コミュニティー教会を設立。現在は週日の3日を通信社の編集者として勤務し、日曜は牧師として礼拝を行うほか、結婚式の執行、相談者のカウンセリング、教育機関での講演・講義などの活動を行っている。
(※中村さんとお会いする機会を作っていただいた河崎 健一郎さんに大感謝です。まことにありがとうございました)
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