一筆入魂

フリーライター/編集者 山下久猛のブログ

2014
05/08
日記

【祝】自由業者となって8年が経ちました【深謝】

フリーライター&編集になって丸8年が経ちました。

これを書いたのがつい昨日のようです。
ほんま早い! 最近時の経つのが早過ぎるよ! 早いじゃなくて速いだよ!

このぶんだと祝10周年!もあっという間......になってほしいものですなほんと。2年後のことはおろか明日はどっちだ的な身の上でござれば。

取りあえずこの7年目を振り返ってみれば仕事は途切れず、つかかぶりまくり、泣く泣く断ることも少なくなく、大忙しの1年でございました。本当にありがたいことです。みなさまに生かされているという思いは変わらず、いや、ますます強くなっていくばかりでございます。

願わくばもう少し年収が上がってくれれば......いえ、それは言わないことにいたしましょう。私なんぞに仕事を頼みたいと言ってくださる方々がいるだけで幸せというものですよほんとに。

この1年の主な実績としては単発記事26本(インタビュー記事が9割くらい)、単行本3冊(自著(共著)1冊、もうすぐ出るのが1冊、ゴースト1冊)。あとちょこちょこちょこ。
(こう書き出してみるとあんまり仕事してないような気も......)

中でも一番大きいのはなんといってもオカムラさんのインタビューマガジン「WAVE」ですよ。立ち上げからちょうど丸1年が経ちましたが、月1更新なのでおかげさまで定期収入ができてもんのすごく助かっております。
内容的にもインタビューしたい人を提案できて、ほぼほぼ通っているのでやりがいもあるしやってて楽しいのです。

連載ものといえばキャリガイ「希望の道標」もこれまでは執筆だけだったのが、編集込みでやらせてもらえるようになったこともありがたいですね。

他にもこれまでとは違うジャンルの書籍(共著ですが)を出せたり、いろいろなところに行っていろんなおもしろい人にインタビューできたりと今年も充実の1年でした。
増刷が2冊かかったのもうれしかったなあ。


あとここ最近、また新しい世界への扉が開きつつあります。特筆したいのが、児童福祉の世界に関わることができるようになったこと。社会的擁護を必要とする子どもたち、またその支援に関わる人たちのために何かできないかとこれまでずっと思っていたのでうれしい限りです。ついこの間もその道のプロに話を聞いてきたのですが、壮絶のひと言。詳しくはまだ言えませんが媒体が出たらご報告いたします。

またひょんなことから知り合った同郷の方から仕事をいただき、また新しい媒体で書けることになりました。

この新たな2つの仕事は、好奇心とか軽いノリで参加したイベントとか呑み会とかで出会ったご縁でやらせてもらえることになりました。

やっぱ自分の気持ちに正直に、おもしろそうだなと思ったところにはどんどん出かけていかなアカンなと改めて思った次第であります。
どこかのベテランフリーライターも、フリーライターはフットワークが命とか言ってましたしね。


数多くの人気作品の脚本を書いてこられた脚本家が「脚本を書く作業って、ほとんどが"作業が遅い""集中できない""いい案が浮かばない"という自分のダメさ加減との闘いのような気がする。結果的に面白いと言われるホンが書けても、もうそれは過去のことで、すぐダメな自分との次の闘いに突入して行く。その繰り返し」とつぶやいておられましたが、私は人気脚本家とは月とすっぽんの、業界の底辺をうごめくチンピラ三流ライターではございますが、「脚本」を「記事」「単行本」に差し替えたい!と思うくらい全く同感であります。

8年目も「その繰り返し」になると思われますが、真摯に仕事に向き合い、愚直に繰り返すことで何か見えてくるものがあるのではないかと希望的な観測を抱いております。
もっとも本当に、本当にこのままでいいのかナ......という一抹の不安は常にありますがそこはいずれちゃんと考えようと思います。

こんな私ですが引き続きよろしくお願い申し上げます。
現場からは以上です。

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