この5月でフリーランスのライター・編集になって7年が経ちました。
7年か......よく7年ももったもんだ。
というのが率直な感想であります。
最大のピンチは収入の8割を占めていた転職系Webマガジンの編集の仕事がなくなったとき。
このときは就職先を探そうかとも考えました。
でもそのときには会社員に戻ることは不可能だと自覚していたので、フリーで生きていく道を模索する方を選びました。
このときの選択は間違っていなかったと思います。あくまでも「現時点」では。
この5、6で随分と仕事の中身も変わりました。
当初はWebや雑誌に記事を書く仕事がメインでしたが、ここ最近は書籍の仕事が増えました。
あと、やりたいかやりたくないかで言えば極力やりたくないなあという仕事も今はしていません。
この仕事も年収の割合でみるとそこそこ大きいものでしたが、やらなくても他のやりたい仕事が増えたのでなんとかなっています。
「1つの扉が閉まると100の扉が開く」
以前インタビューさせていただいた小島貴子さん(元埼玉県の凄腕キャリアカウンセラー。当時は立教大の教授、現東洋大学教授)がおっしゃっていた言葉。
これを聞いた時、すごくいい言葉だなと思い、以来座右の銘のひとつになっています。
選ぶということは捨てること。
今の仕事・会社を選んでいるということは、他の仕事をすること、別の会社で働くすべての可能性を捨てているということ。
今の恋人・配偶者を選んでいるということは、他のすべての恋人・配偶者と付き合う、結婚するということを捨てているということ(もちろん例外的に同時並行的にこなせる人もいますが)
逆に言えば、今の仕事・会社を辞めるということは、他のすべての可能性の扉が開くということ。
これがわかっていれば、何かひとつのことが終わってもいちいち落ち込むことはないですね。
てな感じでこれまでなんとか自分の好きな道でやれてきました。
最近はいろいろと新しい仕事もいただけて、幸甚の極みです。
独立して以来、毎年毎年書いていることですが、自分の人生を生きている、そしてみなさまに生かされているという実感は日々強くなるばかりであります。
この先どうなるかわかりませんが、精進を怠らず、お仕事をくださった人のため、そして読者のため、全力を尽くす所存であります。
そして、限界までこの道で生きていきたいと思っています。
今後ともご指導・ご鞭撻のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
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