うう、ついに発売されました!
『しごと場見学! 船で働く人たち』が!
本の目次や概要はこちらをご覧くださいませ。
今回の本は
「10代に身近な"場所"で働く人々の仕事の大変さや働く喜びについて聞くと同時に、彼らがどのように関わり合い、助け合っているのか、"職種同士のつながり"を読者に伝え、みんなが協力して仕事をするという社会の仕組みを学べ、小学校の職場見学や中学校の職場体験時の副教材として活用していただくことを目指す」みたいな趣旨の本です。
要するに知っていそうで実はよく知らない、船という乗り物ではどんな人がどんな思いで働いているのかを紹介している本です。
わかりやすいイラストとともに実際の取材を元にバーチャル船内体験ができるようなつくりとなっております。
船とひと口に言ってもいろんな伝馬船から超巨大豪華客船までいろんなものがありますが、ざっくりと3つの種類にわけ、豪華客船の乗組員7名、貨物船3名、海上保安庁の潜水士1名、海上自衛隊の掃海員1名、深海無人探査機のパイロット1名の方にインタビュー。
豪華客船には実際に「ぱしふぃっく びいなす」のクルーズに乗せてもらって書き上げました。
今回は同時期に重い仕事が重なっておらず、集中して取り組めたのでそれほど時間はかかりませんでした。
実質制作期間3〜4ヶ月。
いい感じっすね。
予定より1ヶ月ほど早めに責了でき、担当編集者様にとってもよかったかなと。編集者の喜びは私の喜びでもありますゆえ。
いや〜しかし毎度のことですが、こうやって形になると本当にうれしいですわ〜(涙目)。
ページをめくるたびに、ああ、このときの取材こうだったんだよな〜この人めっちゃ良い人だったなあ〜とかそのときのシーンが走馬灯のようにまぶたの裏に浮かんでは消え、まぶたからしょっぱい水が流れ落ちそうになります。マジで胸熱!
やはり海の男も女も超絶かっこいい! マジすてき! みんなほんといい人!
船で働いている人たちは、わたしたちの生活を支え、安全を守り、あるいは楽しませるために日々、海という大自然の中で体を張って頑張っています。
船好きの青少年はいうに及ばず、船に興味がない人でもおもしろくて役に立つ一冊となっていると自負しております。
この本を読むことで船に対する興味が沸いてきたり、将来の職業選択をする上での参考に少しでもなれば、これにまさる喜びはありません。
コメントする