一筆入魂

フリーライター/編集者 山下久猛のブログ

2011
07/29
日記

『しごと場見学! 消防署・警察署で働く人たち』(ぺりかん社)、できました

今日、『しごと場見学! 消防署・警察署で働く人たち』(ぺりかん社)の見本誌が刷り上がりました。

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この見本誌を手に取る瞬間──これまでの長い苦労が本という形になるこの瞬間は、なにものにも代えがたい至福のときなのであります。

しかもこれまで何冊か本づくりに関わってきましたが、著者として名前が載る初の本だけに感慨もひとしおなのであります。うう...ヒデキ感激...。・゚・(ノ∀`)・゚・。

この本はひとことで言うと、中・高生向けの職業紹介の本。私たちが日々の暮らしの中でひんぱんに利用する場所や、どこの町にでもある施設──このシリーズではそんな場所や施設を取り上げ、そこではどんな人がどんな仕事をしているのか、詳しく紹介しています。

身近にいるのにふだんはなかなか会えない人、直接働いている姿を見る機会が少ない仕事、めったに入れない場所。そんな人や仕事にスポットライトを当てて、紹介していくのがこのシリーズの特徴です。

他にも「病院で働く人たち」とか「学校で働く人たち」とかいろいろあるのですが、このシリーズの中で私が担当したのは冒頭で書いたとおり「消防署・警察署で働く人たち」。以前、「魂の仕事人」で東京消防庁ハイパーレスキューの宮元隊長(当時)をインタビューした経験があるということもあり、担当することになりました。

この本の取材が始まったのが2010年12月。消防パートは東京消防庁本庁の災害救急情報センターを皮切りに石神井消防署の警防課、予防課などの各部署、警察パートは築地警察署、万世橋警察署、世田谷警察署、警察学校に赴き、取材をさせていただきました。

まずはこの企画に全面協力してくださった東京消防庁と警視庁、そして仕事の内容や仕事にかける熱い思いなどをたっぷり語ってくださった現場の消防官、警察官の方々にお礼を申し上げます。中には非番にも関わらずこのために出勤してくださった方もいました。お忙しい中、本当にありがとうございました。

そしてこの本の取材がすべて終わったのが2011年3月9日。その2日後、あの東北関東大震災が起きました。被災地での消防官や警察官の奮闘ぶりはみなさんご存知のとおりです。中には救助に向かって亡くなった地元の消防官、警察官も数多くいらっしゃいます。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

また、地震と津波で破壊された福島原発への放水作業でも警察と消防は活躍しました。見えない放射能の恐怖と戦いながら。そのおかげで原子炉は冷却され、取り返しのつかない大事故にまでは至りませんでした。

自分の身を挺して、国民の生命と財産を守る──そんな世の中になくてはならない仕事をしている消防官や警察官を以前から尊敬していましたが、今回いろんな方々に直接お話をうかがい、熱い思いに触れることでますますその思いは強くなりました。個人的にはこんな尊い職業はほかにないと思います。

そして私たちのために現場で頑張っている消防官や警察官の思いを少しでもみなさんに伝えたい。そんな思いでこの本を書きました。この本の印税の一部を震災で親をなくした子供たちのために使っていただこうと思っています。

まずは初版の印税から震災遺児支援団体に、その後も重版になればその都度寄付します。つまりこの本が売れ続ける限り、寄付もし続けるということです。

ですので、みなさん、ご支援よろしくお願いします!


ぺりかん社の本紹介サイトはコチラ!

※書店に並ぶのは8月6、7日ころだそうです。
でもこの本は主に学校がお客さんなので、巨大書店にしか並ばないそうです。
Amazonにはそのうちアップされると思います。



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