一筆入魂

フリーライター/編集者 山下久猛のブログ

2011
06/16
日記

3.11被災者支援研究会キックオフミーティング(設立総会)開催のお知らせ

6月19日(日曜)このブログでもたびたび書いている「3.11被災者支援研究会」の立ち上げイベントを行います。

※「3.11被災者支援研究会」についてはこちら。文末に補足も。


■日時:6月19日(日)13時分〜16時分 開場:12時30分
その後、センター内で懇親会(会場は別途)17:00頃

■会場:オリンピック記念青少年総合センター センター棟4階 401研修室(定員120人)
■対象:東日本大震災に心を痛め、今後の日本を多方面から考え行動したいとする市民なら誰でも
■参加費:1000円 学生:500円

■プログラム
13時00分〜13時30分:基 調 講 演
「そこが知りたい!福島第一原発で何があったのか」
〜原発安全神話の崩壊〜
講演:NHK解説委員 水野倫之

13時30分〜13時40分:基本情報を知る 
「発災からの経緯を振り返り、特徴と問題点を概観」
PC映像:Google Earth、PPT  ナレーター:Voice G 源馬 ちか子

13時40分〜14時40分 第1部:これからすべきこと
「311被災者支援研究会は何をめざすのか」(パネルディスカッション)
・パネリスト:小松郁夫、平倉直子、雲尾周
・コーディネーター:早川信夫
・研究会設立のねらいやこれまでに行ってきた調査から浮かび上がった被災者の現状と課題、復興への視点などについて、設立メンバーが話し合う。

14時40分〜15時00分 参加者間交流
・被災者を支援するという志を持って集まった人たち同士が名刺交換などを通じ、
専門や立場の違い、専門家か素人かの違いを超えて情報を共有する場とする。

15時00分〜15時30分 第2部:5分スピーチ
「若者が社会に呼びかけたいこと」(活動紹介)
若い世代が描く次の日本。どのような理念と心情で未来を築いていきたいのか、
グループを牽引する代表者が語る。
1.日本貿易振興機構  吉田 暢
背景説明(今の日本に何が求められているのか、大震災を契機に)
桜on三陸プロジェクトについて  田中 孝幸
2.学生団体STUNITY代表 榊田 直紀 他

15時30分〜16時30分 第4部:ワークショップ
「私たちそれぞれの役割は?」世代間意見交換 聖心女子大学 下里 祐美子
参加者全員がいくつかのグループに分かれ、世代間でこれから出来ることを話し合う。今後の活動や10年、20年先のテーマが見えてくる期待を込めて。

16時30分〜16時40分 むすび:事務局から
「311被災者支援研究会、今後の活動」 青事務局長

終了後、センター棟2階 カフェフレンズで懇親会
懇親会費 社会人:3000円 学生:1000円

 なんかおもしろそうだぞ、と思った人はぜひぜひご参加ください!

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★【補足】3.11被災者研究会とは
3.11に発生した東日本大震災を契機に発足。「まずは今後の復興への道筋を資料価値あるものとして記録することから始め、その先に、被災者のために何をなしうるかを模索し、身の回りでできることから行動をおこし、世の中への発信を通じて、必要と思える提言を継続的に行っていくことをめざす」という活動趣旨に賛同した人びとが集う小規模な団体。
中心メンバーはNHK解説委員、JICA海外青年協力隊次長、大学教授など。

「専門分野や学会の壁、素人か玄人かの区別を乗り越えて、自由に出入りして、知恵を出し合う場」とうたっている通り、マスコミ関係者、地震学の研究者、医学ジャーナリスト、文部科学省職員、ボランティアの専門家、建築家、教育関係者、学生などさまざまな職種の人びとが集まり、定例会や各方面の専門家を招いての勉強会に加え、福島県から新潟県の避難所に非難している方々への聞き取り調査などを行っている。現時点でメンバーは40人程度。

■発足の原点(ミーティング議事録より)
当研究会として「被災者支援」という場合の「被災者」とは原発事故の影響で避難を余儀なくされた人たちを対象にする。被災者の言葉の定義を狭くとるわけではないが、研究会としてすべての被災者を対象にするのは困難。

今回の震災の世界史的特徴は、地震、津波に加えて、原発事故、それに風評という4つの要素が重なったことにある。世界の研究者の間で日本に注目が集まっているのも「福島」の動向である。

もともと、この研究会は原発事故の影響から逃れるために新潟に避難した人たちを対象に調査を始めたことにある。そこで聞き取った被災者の声に突き動かされるようにして、立ち上がったのが原点である。被災者とともにかつて人類が経験したことのないような新しい形の災害を見続けることは、後世に対する人類史的なひとつの使命である。

そこで、かつてだれも経験したことのない環境の中で生きることになる被災者に寄り添い、その行く末を見届けるためにも、「福島」の人々を対象に世代をつないで調査・研究を続けていくことが必要であると考えた。対象とする人たちは、今回の震災全体の中ではほんの小さな集団に過ぎないかもしれないが、その中には家族の様々な様相があり、一人一人の生き方にも検証すべき重みがあると考える。

■なんのための聞き取り調査か
当会の活動の柱として聞き取り調査があるが、この「聞き取り」をキーワードとして大事にしたい。結果をまとめることを目的とした調査ではなく、聞き取りをする過程で被災者の方々から発せられた言葉に耳を傾けることを第一義とする。対象となる人たちの人生を丸ごと包み込むような作業になるが、困難な中でそれを乗り越えて生きようとする人たちのことを思えば、ある意味で当然のことと言えるだろう。

「聞き取り」を通じて明らかになった課題を析出し、それをもとに課題の克服に向けて議論を重ね、できれば提言をまとめられるまでにしたい。ただし、提言をまとめることを目的とするわけではなく、あくまでも、被災者にとって必要なことは何かを前提と
して考える。

■次世代への継承
研究会として大事にしたいのは「次世代への継承」である。細々としてでも、志のある人たちが集まり、それぞれができる範囲でゆるやかにつながり、10年、20年、その先まで継続していくことを改めて確認したい。


当会では参加メンバーを大募集中です。これを読んで少しでも興味をもった方は一度定例会にご参加ください。毎回終了後に飲み会もやってます。はっきりいってメンバーはそうそうたる人たちです。年齢、性別、職業は問いませんが、特に30〜40代を募集しています。詳細は下記メールアドレスにお問い合わせください。

●お問い合わせ:311sien@gmail.com
●ツイッター:http://twitter.com/#!/311sien



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※補足:<研究会設立の趣旨全文>


 私たちは、2011年3月11日に起きた東日本大震災で被災した方々に、それぞれの立場でどういった支援ができるのかを考えるために立ち上がりました。
 「被災者支援」というと、「何かしてあげる」という発想になりがちですが、そうではなく、被災した方々と「つながる」ことで、何をなしうるのか、復興につなげていくには何が必要なのかを考えたいと思っています。すでに多くのボランティア団体が、直接的な支援活動をしていますので、私たちはそうした団体と連携、協力をしながら、間接的に支援のあり方を考えます。
 支援を考えるのにあたって、基本的な「考え方」をまとめると下記のようになります。
 私たちは、今回の震災を明治維新や戦後復興のような歴史的な転換点の一つであるととらえます。すでに、若者たちが復興のために役立ちたいとそれぞれの立場で力を発揮しつつあります。そうした中で、社会が復興のために何をなしえたかが後世に問われると認識する必要があります。
この研究会は、参加者の手の及ぶ範囲で、そうした歴史の転換に立ち上がるであろう「次世代」の人たちの活躍に期待し、まずは今後の復興への道筋を資料価値あるものとして記録することから始めたいと考えています。と同時に、その先に、被災者のために何をなしうるかを模索し、身の回りでできることから行動をおこし、世の中への発信を通じて、必要と思える提言を継続的に行っていくことをめざします。被災した方々の近くにいる人たちへ、そしてそれを取り巻く社会へ、さらにはアジアの片隅で起きたこの災害を心配している世界中の人たちへ発信できればと願っています。
 自発的な意志で集まった人たちが研究会を継続的に運営していければと思います。「自分には、特段関われる専門分野はない」とお考えの人がいるかも知れません。しかし、自分の感じたこと、考えたことについて意見を述べ合うことで、お互いを高め合うことができます。狭い専門分野に偏らず、さまざまな専門分野を持つ人たちが集い、学際的に知恵を出し合うことで、社会に貢献できるようにできればと思います。
今後、10年を一区切りとして、継続して活動することをめざします。
苦難の中から立ち上がろうとする人たちに寄り添い、支えるために、世代を超えて、知恵を出し合いませんか。



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