一筆入魂

フリーライター/編集者 山下久猛のブログ

2017
07/07
日記

【最近の仕事】オカムラWAVE+ 国境なき医師団看護師・白川優子さんインタビュー

毎度お馴染みオカムラさんのオウンドメディア「WAVE+」今月は国境なき医師団看護師の白川優子さんにインタビューさせていただきました。

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今回のインタビューはほんとにシビれました......
白川さんは7年間で14回、こうした地域への派遣を経験し、現在もまさにイラク・モスルで医療支援活動中です。
白川さんを海外の過酷な医療現場へと駆り立てるものとはいったい何なのか。独自の仕事観、人生観についてうかがいました。

第1回で魂に響いた言葉
「紛争地で特別に恐怖心を抱くことはありません。恐怖よりも、そういう場所だからこそ人道援助が必要なんだという気持ちの方が強いです」
「確かに紛争地って過酷で、1回の空爆で何十人もひどい怪我で運ばれてくるとか、たくさんの罪のない人が血だらけになって運ばれてくるというのが日常です。でもそれでショックを受けたり動揺して働けなくなったりということはありません。覚悟は初めからありました」
「当然、目の前で亡くなっていく患者さんを見るのはつらいです。でもその瞬間にも重篤な患者さんが続々と運ばれてくるので、1人の患者さんの死に立ち止まっていてはいけないという現実があります。そこで立ち止まってしまったら救える命も救えないし、そういう過酷な現実の場所に来ているわけですからその現実を受け入れて対応しなきゃいけない。その場で悲しさやつらさで落ち込んでいたら仕事にならないので、そうならない自信もありますし、そのような適応力が必要となってきます」
白川さんの魂の言葉の数々。

第2回は7年間で14回の派遣の中で忘れられない経験などについて語っていただいております。
ほかには
・つらいことや大変なことが多いと思いますが、これまで国境なき医師団の看護師として活動をしてきた中で、心が折れそうになったことはないのですか?
・最悪、死んでしまっても後悔はないというところまで覚悟を決めているということですか?
・なぜ、時には命の危険を感じるような紛争地に行って、自分とは縁もゆかりもない人のために看護活動ができるんですか?
みたいなことをお聞きしているのですがそれぞれのお答えに心が震えました。

今回も1人でも多くの方に読んでいただきたいと思っておりますよろしくお願いします。

■私が戦地に行く理由──国境なき医師団看護師の仕事論



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