私が構成として関わった書籍『拘置所のタンポポ―薬物依存 再起への道―』が出版されました。
著者は以前「魂の仕事人」でインタビューさせていただいた日本ダルク代表・NPOアパリ理事長の近藤恒夫さん。
世間を騒がせたのりピー事件や押尾事件を契機に、現在の日本の薬物事情はどうなっているのか、どういった人が薬物依存に陥りやすいのか、薬物依存症からどうやって立ち直ればいいのかなどを、かつての薬物依存者としての自らの経験と、長年の薬物依存者の回復支援活動を元に語っています。
なんせ著者本人がかつて覚せい剤で地獄を味わった人間だから説得力が違う!
薬物依存の方、薬物依存者を家族にもつ方はもちろん、日本の深刻な社会問題である薬物問題に興味のある方はぜひご一読ください。
■目次
プロローグ のりビー、うち(ダルク)へおいでよ
第1章 絶頂からの転落―そして再起 わが波乱の半生
第2章 誰が、なぜ、ヤク中になるのか
第3參 あまりに知られていない覚せい剤
第4章 なぜ薬物依存者は立ち直りにくいのか
第5唯 立ち直るためにはどうすればよいのか
第6章 新生した仲問たち
エピローグ 私たちの未来
●近藤恒夫さんのプロフィール
1941年秋田県生まれ、日本ダルク代表。72年、覚せい剤におぼれ、78年、精神病院に入院、80年に覚せい剤取締法違反で逮捕、札幌地裁で有罪判決を受ける。再起を誓い、85年、薬物依存者のための日本初の民間リハビリセンター「ダルク」を創設。薬物依存者の社会復帰を支援する一方、啓蒙活動を続けてきた。アジア太平洋地域の国々の依存症問題に取り組むNPO法人「アパリ」も創設(理事長)。95年、東京弁護士会人権賞受賞、2001年、吉川英治文化賞を受賞。
■発売:双葉社
■定価:1400円+税
●bk1
●ヤフーブックス
(以下、双葉社の担当編集者作成の詳しい紹介文です)
近藤恒夫さんの新刊をご紹介します。近藤さんは元覚せい剤依存者でしたが、今は日本ダルク代表として薬物依存者の再起のために尽力しています。
薬物汚染は一般市民社会にもじわじわ広がりつつあります。しかし国は、ごく普通の市民がなぜクスリに走ってしまうのかを根本からとらえようとせず、相変わ らず「ダメ、絶対」を繰り返し、また薬物に依存してしまう人たちを刑罰で戒めるだけです。しかし、それでは何の解決にもなりません。
著者は「堕 落と再起」の自らの半生を語り、一般人が知らない薬物汚染の実態を語り、酒井法子事件を材料として、人はなぜクスリに走るのか、どうすれば再起できるの か、そして我々は何をなすべきかを語り、依存症国家・日本への警鐘を鳴らします。人はいかに弱く、しかし、いかに素晴らしいかを教える感動の書です。
書名は、拘置されていた札幌拘置所で、雪にも負けずにけなげに咲いていたタンポポを見つけて再起を誓ったというエピソードにもとづいています。ぜひご一読ください。
著者は以前「魂の仕事人」でインタビューさせていただいた日本ダルク代表・NPOアパリ理事長の近藤恒夫さん。
世間を騒がせたのりピー事件や押尾事件を契機に、現在の日本の薬物事情はどうなっているのか、どういった人が薬物依存に陥りやすいのか、薬物依存症からどうやって立ち直ればいいのかなどを、かつての薬物依存者としての自らの経験と、長年の薬物依存者の回復支援活動を元に語っています。
なんせ著者本人がかつて覚せい剤で地獄を味わった人間だから説得力が違う!
薬物依存の方、薬物依存者を家族にもつ方はもちろん、日本の深刻な社会問題である薬物問題に興味のある方はぜひご一読ください。
■目次
プロローグ のりビー、うち(ダルク)へおいでよ
第1章 絶頂からの転落―そして再起 わが波乱の半生
第2章 誰が、なぜ、ヤク中になるのか
第3參 あまりに知られていない覚せい剤
第4章 なぜ薬物依存者は立ち直りにくいのか
第5唯 立ち直るためにはどうすればよいのか
第6章 新生した仲問たち
エピローグ 私たちの未来
●近藤恒夫さんのプロフィール
1941年秋田県生まれ、日本ダルク代表。72年、覚せい剤におぼれ、78年、精神病院に入院、80年に覚せい剤取締法違反で逮捕、札幌地裁で有罪判決を受ける。再起を誓い、85年、薬物依存者のための日本初の民間リハビリセンター「ダルク」を創設。薬物依存者の社会復帰を支援する一方、啓蒙活動を続けてきた。アジア太平洋地域の国々の依存症問題に取り組むNPO法人「アパリ」も創設(理事長)。95年、東京弁護士会人権賞受賞、2001年、吉川英治文化賞を受賞。
■発売:双葉社
■定価:1400円+税
●bk1
●ヤフーブックス
(以下、双葉社の担当編集者作成の詳しい紹介文です)
近藤恒夫さんの新刊をご紹介します。近藤さんは元覚せい剤依存者でしたが、今は日本ダルク代表として薬物依存者の再起のために尽力しています。
薬物汚染は一般市民社会にもじわじわ広がりつつあります。しかし国は、ごく普通の市民がなぜクスリに走ってしまうのかを根本からとらえようとせず、相変わ らず「ダメ、絶対」を繰り返し、また薬物に依存してしまう人たちを刑罰で戒めるだけです。しかし、それでは何の解決にもなりません。
著者は「堕 落と再起」の自らの半生を語り、一般人が知らない薬物汚染の実態を語り、酒井法子事件を材料として、人はなぜクスリに走るのか、どうすれば再起できるの か、そして我々は何をなすべきかを語り、依存症国家・日本への警鐘を鳴らします。人はいかに弱く、しかし、いかに素晴らしいかを教える感動の書です。
書名は、拘置されていた札幌拘置所で、雪にも負けずにけなげに咲いていたタンポポを見つけて再起を誓ったというエピソードにもとづいています。ぜひご一読ください。
覚せい剤
薬物依存
それらの言葉は、僕の中で自分とは無関係のキーワードだと思ってた、しかし、読み進むにつれ、決して他人事ではない現状に怖さを感じるとともに、自分が薬物依存に対して、間違った知識を持っていた事がショッキングだった。
薬物依存の人達を救えるのは、周りの人達の理解と正しい知識だと痛感しました!!
薬物依存の人も、そうでない人も、読んで欲しいお勧めの本です、現代の問題点を正しく理解する、人はひとりでは生きていけない、現代人の心を映し出した本とも言えるのではないでしょうか!!
>ひろにぃ
感想、ありがとうございました。
いや〜核心を突くコメントですねえ。
いや、全くそのとおりなんですよ。
僕もこの本の構成として関わらせてもらって、
同じようなことを感じました。
友人など、身の回りの人々にも勧めていただければ幸いです。
よろしくお願いしまーす。