一筆入魂

フリーライター/編集者 山下久猛のブログ

2009
10/01
日記

ダイビング@田子

先日、今月2度目の伊豆ダイビングに行ってきました。

今回は久々の田子。
田子といえばシーエッグ
シーエッグといえば西日本のダイビングのメッカ・串本で長年ガイドをやってたというスーパーガイド・ヨシダさんと吉田美和ちゃんというどっかの芸能人みたいな名前の奥さんの、超感じのいい夫婦でやってる、バスタオル使い放題、コーシー飲み放題、激うま弁当込みで2ボートガイド13900円というホスピタリティあふれるサービス満点なDSで、今回はダイビング後に激うま手づくり心太のサービスと、地元で有名・知る人ぞ知る激うまかつお節をお土産にいただいちゃいました。

これで2ボートガイド13900円は安い! 安すぎるよ!

さらに前回、友達と来たときは、前日の大雨で、伸ばした自分の手のひらが見えないくらいのみそ汁状態だったため、エントリーしたものの中止となり、ダイブタイムわずか30秒。

上がってただ昼飯食って帰ってきたという「いわく」つきのDSで、しかもそんときもせめて昼飯代だけでも払おうとするも、「せっかく来てくれたのに潜れなかったからいいですよ」と弁当代すら受け取らなかったという、ホスピタリティあふれる超良心的なDSなのである。(←しつこい)

じゃあ来月来ますといったままなんやかんやで足が遠のき、やっと行けたのがこないだ。ログを調べてみるとその前回が2005年7月だったから実に丸4年以上ぶり。ヨシダさーん、不義理しててすんまそん。

ちなみにヨシダさんにそのことを話すとバッチリ覚えていて、エントリーして中止にしたのって、後にも先にもあの1回だけだったとのこと。


つーわけで、久々にヨシダさんに会いに行かねば! ってことと、シーエッグのブログを見ると最近の田子は魚影がハンパではなく、カンパチも来てるというので、今回の潜水地は田子に決定。

AM4:40に某外資系企業スーパー営業マン(自称)かずじーやんに迎えに来てもらい、出発。
環八、東名ともにガラガラ。
途中で桜海老&しらすてんぷらうどんを食っても
8:15に田子到着。

天気は超快晴。
海はベタ凪。
最高のコンディションでテンションダダ上がり!

さあ、4年前のリベンジを果たすぜい!と気合を入れてロクハンを着ようと
右腕を袖に通しえいやっ!と伸ばした瞬間、

にゅるるるるるんっ!

という不吉な感触が。

そして右腕はノーテンション。

そうです。またしてもロクハン大破れです。

今回は右腕部分が根こそぎもってかれました。

来月末からの小笠原にもっていこうと思ってたのにぃ。。。


前回の石垣での悲劇といい、
もうあのゴム、いよいよダメなのかも。

ちょっとでも伸ばすと、ちぎれそう。

確かにあれ買ったの7年前くらいだしなあ。

現在、右足部分、胸部分(袈裟懸け)、首周り、右腕に複数の手術痕が。
まさにブラックジャック状態。

そろそろ限界か。。。

いや、でも今回も直しますよ。
ボンドでくっつけますよ。
小笠原まではまだ1カ月もあるので余裕でくっつきます。
水の中で着れば大丈V! だぶん。。。

※ちなみに当日はこんな感じになってます。
6han.jpg


でも今はなぜかこんな感じになってます
6han928.jpg
これから再度修復にかかります・゚・(ノ∀`;)・゚・


で、しょうがないからお店に5mmジャージを借りることに。
しかも新品。
5mmジャージのウエットなんて着るのそれこそ7年ぶりだよ。
しかし、着やすい! 非常に着やすいよ!
粉もジェルもリンスもなしでするする入る。
5mmジャージってなんと着やすいモノだったんでしょうか。
着た瞬間、ガイドのみわちゃんとヨシダさんに
いきなりビギナーに戻ったね?と指さされて笑われますた。

ここのどっかに凹んでいるビギナーな私がいます。


しかしその一方で不安も。
5mmジャージこんなにペラペラだったけか。。。
6.5mmの両面スキンに慣れてしまったヒヨワなおいらが
伊豆の海で60分間、このペラペラで耐えられるのだろうか。。。

と一抹の不安を抱えながらいざ出航!

やっぱ天気がいいと気持ちいい!

P1010011.jpg

1本目は三の浦という洞窟ポイント。
子では10本くらい潜ってるけど、三の浦は今回が初。
洞窟や穴も大好きなのでワクワクしながらエントリー。

海に入った瞬間、あったかっ!
ダイコン見ると水温24度。
ここまであったかいと5mmジャージでもいける。
でも考えてみればダイビングを始めた頃って
5mmジャージで18度とかでも潜ってたもんなあ。

透明度もかなりよくて、洞窟の中は特にブルー。
ハタンポも群れてて幻想的。
P1010024.jpg

伊豆にも雲見以外にこんなおもろい洞窟ポイントがあったなんて。
まるで宮古島で潜っているような錯覚を覚えました。
いや、ごめん。言いすぎ。
でもまじでそんくらいよかったってことですよ。

以下、写真。

P1010030.jpg

P1010053.jpg


P1010073.jpg

P1010075.jpg

P1010093.jpg


★動画



P1010061.jpg
↑コンカツ中のヘビギンポ、かわいい。

以下ログ。

■1本目:三の浦
天気:晴れ
水温:24度
平均水深4.9m
最大水深:8.8m
ダイブタイム57分
透明度:12mくらい

トンネルあり、洞窟あり!
だけども、とっても浅くてのんびりなポイントです。
巣に産み付けた卵を守るソラスズメ。
P1010106.jpg
赤ちゃんソラスズメも多数。

トンネルの中はの光が入ってキレ?。

洞窟の中はハタンポたくさん!

抱卵中のノコギリヨウジ。
大きなユウモンガニ。

きれいなコモンウミウシ。
最近たくさんいるユビノウハナガサウミウシ。
青くて小さいサメジマオトメウミウシ。
などなど。
田子シーエッグのブログより)

1本目終了後、弁当の昼飯。
ここは弁当もうまいんですよ。
しかも高台の広いベランダからは海が見えるし。
今回みたいな天気のいい日はほんとに気持ちがよいです。

lunch.jpg


tank.jpg
マスコット犬・タンクもかわいい。ふんずけちゃってごめん。


しばらくぼけーとした後、2本目。
2本目はいよいよ魚ごちゃあ、カンパチびゅんびゅんな外洋にあるフト根。
そもそも今回田子に来たのは、それを見たかったから。
できれば沖ノ島に行きたかったけれどほかにもゲストがいたのでしょうがない。

でもフト根でも十分楽しかったっす。
とにかく魚影がハンパじゃない。

まず根の周りのスズメダイの大群に巻かれてびっくりしてるとその向こうからタカベの大群がわさーっとやってきてうおーっとなってると今度は右斜め45度付近からイサキの大群が降ってくるという感じ。
キンギョハナダイの群れもすごかった?。

P1010133.jpg
※画像はスズメダイの群れ

しかしこのすごさは写真ではお伝えしきれまいと思ったので動画にチェンジ。



すごいっしょ。



※あまりの魚影の濃さにコーフンしてkazダンスを披露するbuddy。



大物としては、巨大マダイと巨大コブダイ、巨大イスズミが大迫力。
ここまででかいこいつらはちょっと見たことないかも。

しかし残念ながらカンパチの編隊はやってきませんですた。
みわちゃんの話によると一匹だけいたとのことですが、俺は気づかなかった。
探してたんだけどなあ。
魚の群れがあまりにもすごかったのでよく見えなかったっす。

以下、フト根ログ。

■2本目
ポイント:フト根
天気:晴れ
水温:24度
平均水深4.9m
最大水深:8.8m
ダイブタイム57分
透明度:15mくらい

今日も根の上はどっさり。

キンギョハナダイ・スズメダイが超大群!
その奥にイサキ・タカベが超大群!

深いところのサクラダイも超大群!

可愛いハナタツちゃんは。
今日はオレンジが2匹確認できました?

魚いすぎです!

田子シーエッグのブログより)


+----------

ダイビングの後はいつものコース。
光琳に寄ってじっくり温泉につかり、
魚系定食がまいうーで超ボリューム満点なお食事処・弥二喜多へ。

俺は魚河岸定食をオーダー。
巨大なアジ・イカ、白身魚フライに刺身がついて950円は激安!
さらに沼津にきたので釜揚げしらすをオーダー。
これを入れても1250円。
ごはんお代わりしても1350円。
激うま激安!
しかし食いすぎた。。。
いつものことながら。。。

yajikita.jpg
これが魚河岸定食+釜揚げしらすの最強定食だ!


けっこうまったりしてたので渋滞を覚悟していたものの沼津から石神井まで、東名も環八も渋滞1箇所もなくスイスイ帰宅。
かずじい、運転おつかれ&あざーっした。

土曜日いいかも!
って思ったけど、よく考えたら連休明けだからってことかも。

しかし9月に2度も伊豆に潜りに行ったのって何年ぶりだろう。
ダイビング初めたばっかのころは毎週行ってたんだけどなあ。
これじゃいかん!
シーズンは最低月2回をノルマにしよっと。

八重山の海も八丈の海も小笠原の海もいいけど、
俺はやっぱり伊豆が好き。





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