ここのところバタバタしてもろもろ遅れておりますが。
毎度おなじみリクルート発行の、高校の進路指導の先生向けの教育情報誌『キャリアガイダンス』の超絶弩級の人気連載企画「希望の道標」。
喉の奥に刺さった小骨が取れて気持ちよく取材ができるようになった4月号では、マスコミ界のキムタクこと、フジテレビアナウンサーの木村拓也さんにインタビューさせていただきました。
https://shingakunet.com/ebook/cg/446/#page=5
ここだけの話、実はキー局のアナウンサーには偏見をもっておりました。みんな金持ちのボンボン・お嬢でこれまでずっとキラキラ・チャラチャラ・ウェイウェイして生きてきた人たちばっかだから、社会のど底辺に生きる私とは生きる世界が違いすぎて話合わんやろなと。
まあひと言で言ってしまえば妬み嫉みルサンチマンです。
実際、現場に登場したキムタクさんはマジでキラキラ輝いていた。体中から光を発していた。
しかし! このキムタクさんは全然違った。
そんな私の醜悪な偏見がひっくり返された。
話を聞けば聞くほど、これまでの人生と仕事にかける思いに深い共感と感動すら覚えた。
人柄も素晴らしかった。
取材後も何度かメールでやりとりしたのだが、こんないい人ほんとにいるの? ってくらい素晴らしくいい人だった。
キムタクさんにインタビューのチャンスを与えてくれた編集長に深く感謝した。
実はいろいろ紆余曲折あって取材日に決まった日は、先に別の仕事が入ってたんだけど、この連載だけは穴を空けたくなかったので、先に入ってた仕事のギャラを自腹で払って別の人に変わってもらってこのインタビューをやったんだけど、その甲斐があったと心底思った。
詳しくは本文を読んでほしいのだが、またしてもここには書き切れない、泣く泣くカットした心が震える話がてんこ盛りだった。
特に、キムタクさんが学生時代、アルバイトで学費や生活費を稼いでたという話を聞いてる時、私も家が貧乏で愛媛の片田舎の高校卒業後、横浜に出てきて新聞奨学生をやりながら浪人していた頃のことを思い出して目頭が熱くなるなどした。
この取材後、夕方に観てるニュース番組をNスタからイット!に変えたことは言うまでもない。
またしても全国の悩める高校生に読んでいただきたいと切に願っております。よろしくお願いします。
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