一筆入魂

フリーライター/編集者 山下久猛のブログ

2010
01/22
日記

奇蹟の画家・石井一男展に行ってきた

六本木の中華料理店「中華名菜 孫」で9,500円ランチ(950円ではない)をいただいた後、こないだの「情熱大陸」に出た奇跡の画家・石井一男の個展に行ってきました。

食いすぎと飲みすぎと寝不足で正直、すぐ帰ってベッドに斃れこみたかったし、石井さんの回の情熱大陸は録画をしたままでまだ見ていなかったし、たかの台という国分寺からさらに西武新宿線に乗り換えて2つめという六本木からえらく遠い場所だったので(練馬高野台だったらよかったのだが)、ちょいと迷ったが、石井さんの回の情熱がすげえ反響(視聴者からの)で、情熱大陸のWebマスターもすごくよかったと言っており、さらに24日までしかやってなくてこんどは何年先になるかわからんということだったので、体に鞭打ちたかの台へ。

でも結論から言おう。

行って大正解。

俺は絵のことは全然わからないんですが、石井さんの絵を眺めていると魂が清められるというか、不思議な感動が得られるんですよ。
圧倒的な純粋さと圧倒的な孤独感が絵から沸き立っているように感じられました。

俺的には「女神」シリーズよりも「ひとり立つ」の方がぐっときた。

で、石井さんを描いたノンフィクション本『奇蹟の画家』(後藤正治)も購入。

ひととおりじっくり観終わった後、ギャラリーの女主人にプチインタビュー。
いろいろトリビアネタを教えてくれた上、展示していない絵も見せてくれました。

これらの絵はすべて嫁ぎ先が決まっているので2度と会えない。
そういう意味でも見られてよかった〜。
まさに一期一会。

あのブルーの「ひとり立つ」はよかった。

んで帰ってソッコーで録画していた情熱を観る。
結論から言おう。最高。

あの絵は石井さんの中から浮かび上がってくる心象風景だということだけど、だとしたら、石井さんの心象風景とは絶対的な愛、絶対的な孤独、絶対的な祈り、絶対的な帰依みたいなものなのかなあと見た絵を思い出しながら思った。

情熱大陸は超売れっ子のタレントや芸能人などの有名人ばかりではなく、一般的には無名に近い石井さんみたいな人を取り上げるから好きなんだよな〜。

番組を見てから絵を観た方がよかったのか、逆がよかったのかわかんないけど、観た方がいいのは事実。

やっぱね、作品はナマで見ないといかんですよ。
ナマの絵には作家が込めた情念とか思いみたいなものが感じられるから。
テレビとか画集で見てもおそらく半分も伝わらないんじゃないだろうか。

絵画好きや芸術好き、情熱を見た人はもちろん、ものづくりに携わるすべての人は観た方がいいと思います。

24日までなので、この週末がラストチャンス!

●石井一男展「女神たち」
開廊時間:AM 11:00?PM 7:00(イベントによって変更の場合あり)
住所:〒187-0024 東京都小平市たかの台44-9 松明堂書店地下i
詳しくは松明堂ギャラリーWebサイトを参照



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